【進化して帰ってきた】ninjutso katana superlightを使ってみた
前回katana ultralightを購入してレビューを書いたのですが、まさかのその翌月にワイヤレス版が発売されたので購入してみました。
マイナーなメーカーだからなのか割と購入を迷う人が多く見られたので、その一助と慣れば幸いです。
今回は有線版からの変更・改善点を中心にレビューを行います。
使用感については過去の有線版レビューをご覧下さい。
superlightと同じ形状の有線版のレビューはこちら↓
外見
今回購入したのは白のカラバリです。
底面はスケルトンになっていて中のPCBやdpiボタンなどの機構を見ることができるようになっています。
重さは公称値60gだったのですが実際は61gでした。おそらく個体差ではないと思います。
参考動画[0:52~]↓
スペック
・スイッチ類
メインスイッチにはHuano pink dot(耐押下回数1000万)が採用されています。
公式によると、GM8.0より軽くて信頼性が高いらしいです。
確かに跳ね返りの強さはそのままで、押し心地はより軽くなっているように感じます。
サイドには同じHuano製のHuano green dot(耐押下回数1000万)が使われており、こちらも軽い押し心地で使いやすいです。
ホイールエンコーダは有線版と同様TTC Golden Encorderとなっております。
有線版ではサイドボタンのプリトラベルとホイールクリックの硬さが問題でしたが、superlightでは改善されており有線版より押しやすくなっております。
・コーティング
コーティングは有線版よりサラサラしていて滑りにくいです。
手汗にも強い表面になっており、グリップテープを使うことはほとんど無いと思います。
クリックボタンのみボディとは違い、有線版と似たようなコーティングがなされているのですが問題なく使うことができます。
・センサーとソール
センサーはPAW3370と有線版より新しいスペックに刷新されています。
ソールは無線版より改善されて、より滑らかで丸みを帯びた形状に変更されていました。
有線版では薄いソールが採用されていてマウスパッドを削る感覚があったのですが、その感覚が全く無く滑らかに動かせるようになっていました。
余程マウスパッドとの相性が悪い場合でなければ、ずっとこのソールで戦えると思います。
・充電ケーブル
充電ケーブルは他メーカーにはない磁力でくっつく使用になっており、いちいち手で繋ぐ必要がなくかなり使いやすいです。
Twitterで「磁力ケーブルすげえ!」と感動している動画を出したら、寝ている間に公式から引用RTされ拡散されていました。ほんとにびっくりした。
充電ケーブルはこんな感じ
— さくや (@398fps) 2022年2月6日
投げたら引っ付いてくれるぐらいの磁力 pic.twitter.com/3h1HgDVVGY
・ソフトウェア
有線版と同様にソフトウェアで設定を変更することが可能です。
有線版より簡素化され1ページで全項目を変更できるようになり、充電残量を確認することができます。
有線版からの改善点
有線版からの改善点は以下の通りです。
- センサーがより新しいものに
- コーティングが改善されてよりグリップしやすい
- サイドボタン、ホイールクリックがより押しやすい
- ソールの形状が改善され、よりマウス移動が滑らかに
有線版でも十分使いやすかったのですが無線になっただけでなく、より質の高いマウスになって帰ってきた印象が強いです。
まとめ
欠点がマジで無い。
正直ここまですごくなって帰ってくるとは思わなかったです。
レビューの際に何かしら悪い点を絶対出すのですが、これほど欠点が殆ど見つからないのは初めてでした。
あえて出すならコーティングの統一・交換用ソールを発売してほしいという点でしょうか?
・「Gpro wireless使ってるけど毎日握り方が変わる…」
・「大きめで軽量なマウスが欲しい!」
という方にはおすすめできるマウスです。
最近いわゆる「古代のマウス」を現代版に刷新して発売する動きが活発になっている気がします。
個人的にはもっとこの動きが活発化して、大手メーカーからスペックが更新された名マウスが出てくれないかな?と思うところです。
早くsensei/kinzu形状のマウス出ないかなあ
おまけ
底面研磨を2時間近く丁寧にやったら、なぜか61g→57gの軽量化に成功しました。
不思議。
底面研磨したら有線版より軽くなった
— さくや (@398fps) 2022年2月6日
おもしろ pic.twitter.com/SbvZR8lvYF